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[1] 「C 言語にふれる」サンプルプログラムの解説
[1] 「C 言語にふれる」演習課題
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演習 1
まず,サンプルプログラム 1
(sample1.c)
を ex01.c という別の名前のファイルにコピーしなさい.
そして,main の内容を書き換えることで教科書の演習 1-2(p.9)を解きなさい.
【注意!】
サンプルプログラム 1 では printf を 2 回使っていたが,
この演習課題では
printf を 1 回使うだけ
で目的の出力が得られるようにしなさい.
" " 内で \n をいくつか適切な位置に書いてあげることがポイントです.
【出力すべき内容】
天
地
人
【よくあるミス(gcc でのコンパイルエラーの原因)】
- printf の最後にセミコロン(;)を書き忘れている.
- printf の途中に登場する ( ) や "" を全角で書いてしまっている.
- 途中に全角のスペースを書いてしまっている.
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演習 2
サンプルプログラム 2
(sample2.c)
を ex02.c という別の名前のファイルにコピーし,
それを編集して
の値を出力するようにしなさい.
【注意!】
この演習課題では
サンプルプログラム 2 で
x*x を表示していた printf だけを書き換える
ようにしなさい.
なお,以下の「出力すべき内容」における「1018」は,直接 1018 と書くのではなく,
計算式の結果として %d を使って出力すること.
つまり
printf("x^3 - 5x^2 + 10 = %d\n", ここに数式に該当する内容が入る );
という書き方にしなさい.
【出力すべき内容】
変数 x の値は 12 です.
x^3 - 5x^2 + 10 = 1018
【よくあるミス(gcc でのコンパイルエラーの原因)】
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掛け算(*)を適切に書いていない
【誤】-5x*x
【正】-5*x*x
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演習 3
サンプルプログラム 3
(sample3.c)
を ex03.c という別の名前のファイルにコピーし,
それを編集して
の値を出力するようにしなさい.
ただし,x の値は実行時にキーボードを使って入力するものとする.
【入出力例1】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数を入力してください:12
-3x^3 + 10x^2 - 5x + 9 = -3795
【入出力例2】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数を入力してください:0
-3x^3 + 10x^2 - 5x + 9 = 9
【入出力例3】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数を入力してください:-5
-3x^3 + 10x^2 - 5x + 9 = 659
【よくあるミス(入力がうまくいかない or 終了しない原因)】
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scanf で "%d " と書いてしまっている
(%d の後ろに空白を入れてしまっている).
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scanf で "%d\n" と書いてしまっている
(%d の後ろに \n を入れてしまっている).
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scanf で x の前に & を書き忘れている
(正しくは &x).
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演習 4
サンプルプログラム 3
(sample3.c)
を ex04.c という別の名前のファイルにコピーし,
それを編集して教科書の演習 1-9(p.17)を解きなさい.
【ヒント】
整数 1, 整数 2,整数 3 をそれぞれ格納するために変数 x, y, z を用意しなさい.
これらを用意するには,
int x, y, z;
と書けばよい.
【入出力例1】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数1:7
整数2:15
整数3:23
それらの和は45です。
【入出力例2】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数1:0
整数2:0
整数3:0
それらの和は0です。
【入出力例3】
(赤字は実行時にキーボードから入力する内容)
整数1:-10
整数2:5
整数3:10
それらの和は5です。
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