練習 2(提出プログラム名:p0602.c)
サンプルプログラム 2 (sample2.c) を p0602.c という別の名前のファイルにコピーしなさい.そして,p0602.c を編集して以下の例のように実行できるプログラムを作りなさい.
なお,この問題では必ず配列を使うこととし,配列の宣言ではその長さをマクロ SIZE を使って指定すること.ただし,SIZE の値は 10 と定義しなさい.
このプログラムでは SIZE 個の整数を読み込んでそれらを配列 a へ格納し,その後,別の配列 b へ a とは逆の順番で格納している.そして,実行例のように配列 a と配列 b の内容を出力させている.
【注意】
この問題では
#define SIZE 10
というマクロの定義以外の場所では 10 と書いてはいけません(SIZE と書くこと).
同様に SIZE-1 に該当する箇所で 9 と書いてもいけません.
【ヒント】
サンプルプログラム2では SIZE が 5 なので,まずはこれを 10 に書き換えてください.
続いて,for 文による繰り返しでは b[i] = a[i]; を適切に書き換える必要があります.
具体的には,
a[0] を代入する先は b[SIZE-1] ということになり,
a[1] を代入する先は b[SIZE-2] ということになります.
以下同様です.
したがって,これを一般化して,a[i] を代入する先はどうなるか?を考えるのが重要です.
- 【プログラムの実行例】(その1)※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
※最初に出力する「10 個の整数を入力してください:」の 10 の部分は %d と SIZE を使って出力させる必要があるので間違えないこと.
10 個の整数を入力してください:⏎ 97 5 0 -2 81 4 -6 13 -9 8 a b⏎ ------⏎ 97 8⏎ 5 -9⏎ 0 13⏎ -2 -6⏎ 81 4⏎ 4 81⏎ -6 -2⏎ 13 0⏎ -9 5⏎ 8 97⏎
- 【プログラムの実行例】(その2)※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
10 個の整数を入力してください:⏎ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 a b⏎ ------⏎ 1 10⏎ 2 9⏎ 3 8⏎ 4 7⏎ 5 6⏎ 6 5⏎ 7 4⏎ 8 3⏎ 9 2⏎ 10 1⏎
【過去にあったミス(減点となり,やり直しを命じられる)】
■ 2 種類の実行例を確認せずに提出してしまっている.
■ マクロを使わず,プログラムの中で直接 10 や(SIZE-1 ではなく)9 と書いてしまっている.
■ マクロ SIZE が 5 のままになっている(この問題では 10 なのでサンプルプログラムとは異なる)
■ 代入すべき位置(配列の添字)がずれている.
配列の添字は 0 で始まるので,1 番目の数字は a[0] や b[0] であり,最後の数字
は a[SIZE-1] や b[SIZE-1] になるが,これが 1 だけずれていて,a[1] を 1 番目と
みなしていたり,b[SIZE] を最後の数字とみなしていたりする.
■ インデントに不備がある(VSCode 上でインデントを自動で揃える作業をやっていない).
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