練習 [6] 前半の復習(5/5)

練習 5(提出プログラム名:p0605a.c)※加点対象

この問題は配列を使った練習問題であり
中級クラスの受講生は必須ではない(提出しなくてもよい)が,上級クラスの受講生は必須とする.
なお,どちらのクラスであっても適切に正解すれば加点対象として扱う.

以下の実行例のように 2 つの集合(要素はすべて整数)の要素を順に読み込み
それらの和集合を出力するプログラムを p0605a.c として作りなさい.
ただし,要素数はマクロ SIZE で定義するものとし,このプログラムでは 5 と定義しなさい.

ここでは話を簡単にするため,1 つの集合に対しては必ず SIZE 個の異なる整数が入力されるものと仮定してよい.

【和集合】
2 つの集合の和集合とは,2 つの集合に含まれる(片方のみでもよい)すべての要素で構成される集合である.ただし,要素の重複は許されない.
例えば,{ 1, 2, 3, 4, 5 } と { 5, 4, 3, 2, 0 } の和集合は { 1, 2, 3, 4, 5, 0 } となる.

  • 【プログラムの実行例】(その1)赤字は実行時にキーボードから入力する内容
1 つ目の集合の要素を入力してください:
1 2 3 4 5
2 つ目の集合の要素を入力してください:
5 4 3 2 0
和集合 = { 1, 2, 3, 4, 5, 0 }
  • 【プログラムの実行例】(その2)赤字は実行時にキーボードから入力する内容
1 つ目の集合の要素を入力してください:
1 2 3 4 5
2 つ目の集合の要素を入力してください:
5 4 3 2 1
和集合 = { 1, 2, 3, 4, 5 }
  • 【プログラムの実行例】(その赤字は実行時にキーボードから入力する内容
1 つ目の集合の要素を入力してください:
1 2 3 4 5
2 つ目の集合の要素を入力してください:
6 7 8 9 0
和集合 = { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 0 }

【過去にあったミス(実際に減点となり,やり直しを命じられた例)】
■ 上に示した3通りの実行例と出力結果が違っている
インデントに不備がある(VSCode 上でインデントを自動で揃える作業をやっていない).


第 6 回(Cプログラミング;3 限目の方)の練習問題は以上の5問です.
p0601a.c ~ p0605a.c を Moodle から提出してください.※ただし,ファイル名を間違えないこと.
なお,コンパイルエラーや無限ループになるプログラムを 1 個でも提出した場合は総合評価を 0 点とするので十分に注意すること.
なお,提出後に間違いに気付いた場合,〆切前であれば差し替え(上書き)は可能です.