問 3（提出プログラム名：ex0203.c）
身長を整数（int 型，単位は cm）で読み込み， その値から算出される標準体重（単位は kg）を小数点以下第 1 位まで出力するプログラムを作成しなさい．
printf による出力では小数点以下の桁数を指定するだけでよい（四捨五入する必要はない）．
提出するソースファイル（ソースプログラム）のファイル名は ex0203.c としなさい．
なお，ここでは標準体重を「身長を x とした場合に (x-100)*0.9 で算出される実数値」と定義する．
（なお，変数 x を double 型で用意してはいけません）
【ヒント】
(x-100)*0.9 という計算式ではキャストを書く必要はありません（0.9 という数値が double 型なので，自動的に (x-100) も double 型として処理されます）．
それから，printf での " " 部分は "標準体重は %.1f kg です\n" と書くことになります．
なお，この問題では求めたい値が実数（double型）なので講義で説明した浮動小数点の誤差については気にしなくてよいです．
- 【プログラムの実行結果】（その１）※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
身長を整数で入力してください（cm単位）：165 標準体重は 58.5 kg です⏎
- 【プログラムの実行結果】（その２）※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
身長を整数で入力してください（cm単位）：177 標準体重は 69.3 kg です⏎
【過去にあったミス（実際に減点となり，やり直しを命じられた例）】
■ 実行の画面出力が上の例と違う（きちんと確認していない）．
■ 入力に使用する変数 x を double 型で用意してしまっている．
■ main 関数の最後に return 0; を書き忘れている．
■ インデントに不備がある（VSCode 上でインデントを自動で揃える作業をやっていない）．
以上の 3 問は明日（4/19）の 16時までに提出を済ませてください．
（ex0201.c ～ ex0203.c を Moodle から提出してください．）
くれぐれも各問題で記載されている注意事項や「過去にあったミス」を見落とさないようにしてください．例年，講義資料や注意書きをよく読まずに提出する人が（ごく一部ですが）いて大変困っています．
なお，提出後に間違いに気付いた場合，〆切前であれば差し替え（上書き）は可能です．
← [ 問 1 (ex0201.c) ]
← [ 問 2 (ex0202.c) ]
次のページ以降に問 4 ～問 9 があります．
問 4 以降を明日の16時までに早期提出した場合は加点の対象とします
（一部のみを早期提出してもよいです）．
※なお，明らかに間違っている（まともに動かない）プログラムを早期提出するのは絶対にやめてください．不正に加点を得ようとした行為と見なして減点とします．
次の問題へ → [ 問4 (ex0204.c) ]