問 5(提出プログラム名:ex1005.c)
このプログラム(ex1005.c)をダウンロードし,プログラムが以下の作業を実行できるよう,
その中の関数 convert と mask をそれぞれ完成させなさい.
【関数 convert でやるべき処理】
char 配列 str に格納されている文字列の内容をすべて大文字に変換する.
(以下の【ヒント1】をよく見よ.これに書いてある間違いをしないよう注意せよ)
【関数 mask でやるべき処理】
char 配列 str に格納されている文字列について,
一部だけを * (半角のアスタリスク)で上書きする.
上書きの対象となるのは,3 文字目,6 文字目,9 文字目,...と 3 の倍数の時だけである.
(以下の【ヒント2】をよく見よ.これに書いてある間違いをしないよう注意せよ)
【補足説明】
以前に説明した通り,関数の引数として配列を渡した場合は特別扱いになり,その配列の内容を関数の中で直接書き換えることができます.
したがって,関数の中で str[i] に文字を上書きをすれば,関数呼出しが終わった後でもその変更は有効のままになっています.
【注意】
この問題では関数 main の内容は一切書き換えないこと.
なお,入力される文字列の長さは SIZE 文字未満であると仮定してプログラムを作ってよい(SIZE はマクロとして定義されている).ただし,マクロ定義部分以外で 256 やこれに関係する数字を直接書いてはいけません.
【ヒント1】
関数 convert や mask を作るにあたって,文字列の末尾までチェックしていく際に
for ( i = 0; i < SIZE; i++ )
で繰り返すのは誤りですので注意してください.
この誤りに気が付かず,運悪くナル文字(\0)を別の文字で上書きしてしまうと文字化けの原因になります.
for 文でこれを書くならば,文字列の場合は
for ( i = 0; str[i] != '\0'; i++ )
が正解です.
【ヒント2】
関数 mask の場合には 3 文字ごとに '*' で上書きすることになりますが,
これは配列の添字 i を 3 で割った余り(i % 3)に注目するとよいです.
i % 3 の値がいくつの時に '*' を上書きすれば実行例と同じになるかを考えて
if 文を書くとよいです.
なお,例年,for 文での繰り返しで次のように i += 3 とすることで
3 個飛ばしで置き換えていこうとする人が何人かいますがこれは間違いです!
for ( i = 2; str[i] != '\0'; i += 3 )
アイデアそのものは非常に良いのですが,その場合,ナル文字チェック(str[i] != '\0')も
3 個飛ばしでしか行われないので,もともとナル文字が書いてあった場所を読み飛ばしてしまう
ことがあり,残念ながらうまく動作しないことがあります.
- 【プログラムの実行結果】(その1)※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
※「一部をマスク」の結果が以下の実行例と本当に同じかよく確認すること
アルファベットのみを使った文字列を入力してください(255文字以下):⏎ amanhirohisaatehimeuniversity 元々の文字列:[amanhirohisaatehimeuniversity]⏎ 大文字に変換:[AMANHIROHISAATEHIMEUNIVERSITY]⏎ 一部をマスク:[AM*NH*RO*IS*AT*HI*EU*IV*RS*TY]⏎
- 【プログラムの実行結果】(その2)※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
アルファベットのみを使った文字列を入力してください(255文字以下):⏎ abc 元々の文字列:[abc]⏎ 大文字に変換:[ABC]⏎ 一部をマスク:[AB*]⏎
- 【プログラムの実行結果】(その3)※赤字は実行時にキーボードから入力する内容
アルファベットのみを使った文字列を入力してください(255文字以下):⏎ a 元々の文字列:[a]⏎ 大文字に変換:[A]⏎ 一部をマスク:[A]⏎
【過去にあったミス(実際に減点となり,やり直しを命じられた例)】
■ 実行の画面出力が上の例と違う(きちんと確認していない).
例えば, * の位置が違っている.
■ main 関数の内容を書き変えてしまっている.
■ インデントに不備がある(VSCode 上でインデントを自動で揃える作業をやっていない).
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