練習 [4] for 文(5/5)

練習 5(提出プログラム名:p0405a.c)※加点対象

この問題は for 文を使った繰り返し構造の練習問題であり
中級クラスの受講生は必須ではない(提出しなくてもよい)が,上級クラスの受講生は必須とする.
なお,どちらのクラスであっても適切に正解すれば加点対象として扱う.

以下の例のように整数 n を 2 つの積に分解して出力するプログラムを p0405a.c として作りなさい.
ただし,n は 1 以上であると仮定してプログラムを作ってよい.

このプログラムでは整数 n を入力として受け取り,n を 2 つの整数 a と b の積に分解して出力させるものとする.ただし,a ≦ b とする.
なお,a と b の組合せが複数存在する場合はその中で a が最も大きいものを出力させよ.

例えば,n = 12 の場合,(a, b) としては (1,12), (2,6), (3,4) の 3 通りがあるため,この中で a が最も大きい (3,4) を採用し,
  12 = 3 * 4
と出力する.

【注意】この問題は for 文(または while 文)と if 文を使って作りなさい.
配列を使ってはいけません.ライブラリ関数(平方根を求める関数等)も使ってはいけません.

  • 【プログラムの実行例】(その1)赤字は実行時にキーボードから入力する内容
整数を 1 つ入力してください:12
12 = 3 * 4
  • 【プログラムの実行例】(その2)赤字は実行時にキーボードから入力する内容
整数を 1 つ入力してください:2703
2703 = 51 * 53
  • 【プログラムの実行例】(その赤字は実行時にキーボードから入力する内容
整数を 1 つ入力してください:1
1 = 1 * 1

【過去にあったミス(実際に減点となり,やり直しを命じられた例)】
■ 上に示した3通りの実行例と出力結果が違っている
インデントに不備がある(VSCode 上でインデントを自動で揃える作業をやっていない).


第 4 回(Cプログラミング;3 限目の方)の練習問題は以上の5問です.
p0401a.c ~ p0405a.c を Moodle から提出してください.※ただし,ファイル名を間違えないこと.
なお,コンパイルエラーや無限ループになるプログラムを 1 個でも提出した場合は総合評価を 0 点とするので十分に注意すること.
なお,提出後に間違いに気付いた場合,〆切前であれば差し替え(上書き)は可能です.