第 12 回 - ソーティング(1)

[5/11, 2006 H.Aman]
67x27(1669bytes)   67x27(1669bytes) 【例題 2】

課題 1

例題 1 のプログラムを改良し,5 個ではなく任意個(256 個以下)の整数で実行できるようにしなさい. ただし,個数も実行時(の最初)に読み込むものとする.

出席票の裏面に課題の実行結果に関する解答欄があります!

実行例

     $ ./a.out [Enter]
     6 [Enter]
     8 15 7 2 100 11 [Enter]
     最大値 = 100
最初に入力されている「6」がデータの個数である. その次に 6 個の整数を順に読み込ませ, その中の最大値(100)が出力されている.

実行データ

実行には次のデータを使用しなさい: 使い方は単純で,
     $ ./a.out < data1A.txt [Enter]
という具合いに(リダイレクション機能を使って)読み込ませればよい.

参考:リダイレクション

データ等を実行時に入力するのではなく, いったん別のファイルに書いておき, 実行時にそのファイルを読み込ませることもできる.
例えば,上の実行例の場合,
     6
     8 15 7 2 100 11
とだけ書いたテキストファイルを用意する. 便宜上これを data.txt とする.
そして,次のように実行すると結果だけが表示される:
     $ ./a.out < data.txt [Enter]
     最大値 = 100
逆に > という記号を使えば,出力をファイルに記録できる.
     $ ./a.out > out.txt [Enter]
     6 [Enter]
     8 15 7 2 100 11 [Enter]
こうすると out.txt の中に
     最大値 = 100
という内容が記録される.
両者を併用した
     $ ./a.out < data.txt > out.txt [Enter]
という使い方も許される.