C プログラミング (C Programming)

[2017/09/26, H.Aman]
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サンプルプログラム 1 の内容

二つの整数を読み込み,その合計がぴったり 18 ならば「成功!」と表示する.
それ以外の場合は何も表示しない.
 1:   #include <stdio.h>
 2:  	
 3:   int main(void){
 4: 	 int x, y;
 5:
 6:      printf("二つの整数を入力してください:");
 7:      scanf("%d %d", &x, &y);
 8:  
 9:      if ( x+y == 18 ){
10:         printf("成功!\n");
11:      }
12:
13:      return 0;
14:   }

9-11 行目:if ( x+y == 18 ){ ... }

 6:      printf("二つの整数を入力してください:");
 7:      scanf("%d %d", &x, &y);
 8:  
 9:      if ( x+y == 18 ){
10:         printf("成功!\n");
11:      }
12:

このサンプルプログラムでは,読み込んだ二つの整数 x と y の合計, つまり, x+y が 18 と等しいかどうかを調べています.

C 言語では, ある条件が成立するかどうか を調べるために if 文 というものを使います.

if 文は次のかたちで書きます:
   if ( 条件 ){

      条件成立した時にだけ実行したい内容   

   }

上のサンプルプログラムでは
  • 条件」が x+y == 18
  • 「条件が成立した時にだけ実行したい内容」が printf("成功!\n");
となっています.

if 文の 条件部分には,
  • 二つが等しいかどうか(==):例えば, x == 5 (x は 5 に等しい)
  • 二つが等しくないかどうか(!=):例えば,y != 3 (y は 3 と等しくない)
  • 大小関係の比較(>= や <):例えば,x <= y (x は y 以下)
といった比較の式が入ります.
等しいかどうかの判定に = ではなく == を使うところに気を付けましょう.
= は代入なので,意味が変わってしまいます.

これらの演算子は教科書 p48, p50 にまとめてあります