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愛媛大学
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事故と補正について
   
(以下,審判長からの説明です.)

参加者,監督者の皆様

審判長の並木です. このたびの ACM/ICPC へのご参加,ありがとうございました.
今回の予選については,日本語を併記したことなど, いくつかの新しい試みがありました. その影響もあり,システム管理について 3 点ほどの事故があったことをお詫びいたします.
審判団全員で協議し,対処した内容は,次の通りです.

  1. 閲覧のシステムエラーについて

    システム設定のエラーにより, コンテスト開始直後に問題の一部を閲覧できませんでした. また,一部クライアントからは, つながりにくい状況になりました. 原因の究明と回復に努力いたしましたが,回復したのは 16:45 頃になりました. この点を考慮し,試合時間を 15 分間延長いたしました.

  2. メール受領のエラーについて

    コンテスト開始から 16:50 頃までの間, 設定ミスのため, 判定結果の受信ができない状況になっていました. このため,送られた解答に対して誤って, 「contestがすでに終了している」旨の返答が返されました. これらのチームが後に,同じ問題の同じデータに対して, 同じプログラムで正解を出した場合,その時刻と, 「contestがすでに終了している」 旨の誤返答が行われた時刻との差を, 「失われた時間」と考え, その時間を問題を解くのに要した時間から差し引きました.

  3. 問題 F の誤審について

    問題 F の入力データに対する正解の判定データが食い違っていました. そのため,正しい解答に対して, 「誤答である」旨の返答が返されていました. 競技時間内に送られた解答について,競技終了後, 審判団がプログラムのコンパイルと実行を行い, 解答の正否を判定いたしました. その結果正解と判定された解答に対しては, 解答が送られた時点を正答時刻と扱う補正を施しました.

以上が事故と補正の内容です. 度重なる事故とご報告が遅れましたことを改めてお詫びいたします. 審判団として, 今後このような事故がないよう会を運営していく所存であります. 今後も ACM/ICPC へのご参加,ご協力,ご理解のほどをよろしくお願いします.